ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのドラマー、ミッチ・ミッチェルのインタビュー

// 以下は雑誌「Drum! Magazine」の1998年2月号に掲載されたドラマー、ミッチ・ミッチェルのインタビュー(「Mitch Mitchell: The Hendrix Years」)。 やはりジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス時代の話が多く取り上げられており、概して好意的でいい…

エリック・クラプトンのギター⑧ マーティン・アコースティック 1939年製 000-42

// エリック・クラプトンは1992年1月に出演した「MTV Unplugged」で、おもにこの1939年製 「Martin 000-42」を演奏している。 ボディはブラジリアン・ローズウッド。 サウンドホールのまわりには引っかき傷が残っており、クラプトンが頻繁にこのギターを演奏…

エルヴィス・プレスリー没後40年 当時のメディアとアメリカ南部の反応

// エルヴィス・プレスリーが亡くなったのは1977年8月16日。 40年たった2017年の彼の命日に、アメリカの新聞「Washington Post」がエルヴィス死去当日のアメリカ国民の反応と、一部のメディアの”あわてぶり”について記した興味深い記事をのせている(Elvis’s…

リンゴ・スターが語るドラムプレイ、フランク・ザッパ、そしてサイン(2015年のQ&A形式インタビュー)

// 以下は音楽雑誌「Uncut」の2015年7月号に掲載されたリンゴ・スターのQ&A。 (出典はリンゴ77歳の誕生日である2017年7月7日にウェブサイトに再掲載されたもの) 意外な有名人たちからの質問も含まれており、またリンゴ独特のドラミングの秘密や「Octopus's…

ビル・ワイマンが語る『Exile on Main St.』と今のローリング・ストーンズ

// 2010年、ビル・ワイマンは雑誌「Bass Player」のインタビューに応じ、同年に公開されたローリング・ストーンズのドキュメンタリー映画『Stones in Exile』に関する質問に答えている。 このインタビューの時点で、ビルがストーンズを脱退して18年が経過し…

チャック・ベリーはロックンロールだけでなく「ソングライティング・ビジネス」のパイオニアでもあった

// チャック・ベリーはそのキャリアの初期に、いくつかの悔しい経験をしてきた。 その結果、音楽ビジネスを熟知することになったベリーは、最終的に1,700万ドルを超える音楽資産を含む遺産を残すにいたった。 このベリーの所有する会社「Isalee Music Publis…

ひとりで電車に乗り、過去のヒット曲をやり続けるポール・マッカートニー セットリストの選曲について語る

// 4月の来日公演の記憶も新しいポール・マッカートニー。 先日はロンドン発の電車に1人で乗っているところを目撃され、メディアで話題となった。 確かに、リラックスした様子のポールがいる。 新聞を読んでいたポールは途中で旧式のノキアの携帯を取り出し…

エルヴィス・プレスリー最後のコンサート(1977年6月26日)

// 今から40年前、エルヴィス・プレスリーはその生涯最後のライヴ・コンサートを行った。 1977年6月26日、インディアナ州インディアナポリスにある「マーケット・スクエア・アリーナ」で行われたこのコンサートには、18,000人の観客が集った。 当日のセット…

ミック・ジャガーの弟クリスが語る「兄のレコードコレクション」

こちらはミック・ジャガーと彼の弟クリス・ジャガー。 このクリスが兄のレコード・コレクションについて語った文章が、イギリスの新聞「The Daily Telegraph」(2013年6月7日付)に掲載されている。 ミック自身によるワールド・ミュージックについてのコメン…

「サージェント・ペパーには美しいものは何もない」 今では想像できなことが書いてある1967年6月のアルバム・レビュー

どんな分野でも今までなかった新しいものが登場すると、露骨に首をかしげたり、中には頭ごなしに否定してかかる人がいるが、それはビートルズに対しても例外ではなかった。 1967年6月18日、米ニューヨークタイムズ紙に「We Still Need the Beatles, but…」と…

ポール・マッカートニー 2017年4月27日@東京ドーム セットリスト(および演奏楽器)

ポール・マッカートニー「One on One ジャパン・ツアー」東京ドーム公演初日のセットリストは以下の通り。 ()内はポールの使用楽器。 A Hard Day’s Night(ヘフナー・ベース) Junior’s Farm(ヘフナー・ベース) Can’t Buy Me Love(ヘフナー・ベース) L…

ポール・マッカートニー 2017年4月25日@日本武道館 セットリスト(および演奏楽器)

ポール・マッカートニーの「One On One ジャパン・ツアー」が4月25日の日本武道館公演で開幕した。 セットリストは以下の通り。 () 内はポールの使用楽器。 A Hard Day's Night(ヘフナー・ベース) Jet(ヘフナー・ベース) Drive My Car(ヘフナー・ベー…

エリック・クラプトン 3月25、26日のロサンゼルス公演を延期 気管支炎でドクターストップ

エリック・クラプトンは2017年3月25日、26日に開催が予定されていた米ロサンゼルスでのコンサートを急きょ9月に延期した。 気管支炎を発症し、ドクターストップがかかったのが原因。 昨年4月に5日間行われた日本武道館公演のあと、クラプトンは2016年はライ…

【追悼】 チャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」について学ぶ

// このブログでは、1960年代よりも昔にさかのぼってロックの歴史を扱うことはほとんどなかった。 しかし、もしチャック・ベリーがいなかったら、ふだんこのブログで取り上げているアーティストたちも存在しなかったであろうことは、本人たちがたびたび明言…

ビートルズ 公式CDリリースから30年 当時の記事を読む

ザ・ビートルズの全カタログが公式にCD化されリリースされたのは1987年2月から。 第一弾として、イギリス版のLPである『Please Please Me』から『Beatles for Sale』までの4タイトルがまとめてリイッシューされた。 もっとも日本では1983年に『Abbey Road』…

68歳のスティーヴン・タイラーが語る人生観がいかにもスティーヴンらしくてかっこいい

// 以下は2016年、アメリカの雑誌に掲載されたスティーヴン・タイラーのインタビュー。 記事の日付は6月28日、初のソロアルバム『We're All Somebody from Somewhere』のリリースされる2週間ほど前だ。 しかしソロデビューのことやアルバムの内容など、音楽…

ジェフ・ベック 2017年1月30日@東京国際フォーラム

ジェフ・ベックの2017年来日公演が現在開催中。 東京公演は1月30、31日の2日間、東京国際フォーラムで行われている。 来日は(おそらく)通算16回目。 ジャパン・ツアーとしては2014年以来3年ぶりとなる。 もっとも2015年には「ブルーノート・ジャス・フェス…

ジェフ・ベックが『Blow by Blow』リリース時(1975年)に語ったインタビュー

まもなく2017年の来日公演が始まるジェフ・ベックは、最近でこそ自分のギタースタイルや音楽について饒舌に語るようになったが、かつてはあまりインタビューを受けなかったといわれている。 このインタビューは1975年11月の「Guitar Player」誌に掲載された…

やはり多すぎる・・・ 2016年に亡くなった音楽人たちへ哀悼の意をささげる

2016年。 まだ始まって数か月しかたっていない時点で、「呪われた年だ」などといった人がいた。 ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンがなくなった1970年にたとえる人まで現れた。 この年末に振り返ってみて、残念ながら、決して大げさな表現だったと…

イーグルス『ホテル・カリフォルニア』40周年 グレン・フライ「私たちがいなくても私たちの音楽は聴かれ続けた」

イーグルスの5枚目のアルバム『Hotel California』は1976年12月8日にリリースされた。 アメリカ国内だけで1600万枚、全世界ではその2倍の枚数を売り上げた歴史的大ヒットアルバムである。 今年1月に亡くなったグレン・フライはこのアルバムを「私たちがレコ…

クリーム レコード・デビュー50周年 初ライヴのリハーサルにはげむ三人を取材した半世紀前の記事を読む(+写真)

今から50年前の1966年12月9日、クリームは『Fresh Cream』をリリースし、レコード・デビューした。 一方、クリームというバンド自体はすでにその年の夏に結成され、活動を開始していた。 最初のライヴは1966年7月29日にマンチェスターにあるライヴハウス「Tw…

キース・リチャーズ ディランの受賞やニューアルバムについて語る 「時々ミックのケツを蹴飛ばしてやる」

72歳にしていまだに「キース・リチャーズ」というキャラクターが崩れていない ― そう感じさせるキースの最新インタビューが「New York Post」に掲載された(Keith Richards on Mick Jagger, his mom and Bob Dylan’s Nobel Prize)。 このインタビューはニュ…

ボブ・ディランと3人の文豪たちの関係 ランボー、ギンズバーグ、トルストイ

ディランは詩や小説を読みこなし、そのエッセンスを自分の歌詞に取り入れてきた。 ディランの愛読書としてとくに知られているのは、ウッディ・ガスリーの自伝『Bound for Glory(栄光への途上)』、ジャック・ケルアックの小説『On the Road(路上)』、そし…

リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンド 2016年10月31日@Bunkamuraオーチャード・ホール

現在リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンドが3年半ぶりの日本公演を行っている。 4夜連続で行われる東京公演2日目のセットリストは以下の通り。 リンゴ以外がリード・ヴォーカルの曲については()内にその名を記した。 1. Matchbox 2. It Don…

監督D・A・ペネベイカーが語るボブ・ディランと『Dont Look Back』 「この男は自分自身を生み出そうとしている」

D・A・ペネベイカーは1925年7月生まれ。今年で91歳。 現在でもコンスタントに作品を発表し続けており、最新作は『Unlocking the Cage』という動物福祉をテーマとしたドキュメンタリー映画で、2016年1月に公開された。 彼が監督を務めたボブ・ディランの『Don…

ジョン・レノンが1976年に書き残したQ&Aの回答がいかにもジョンらしい ポールは「並外れた存在」

1976年、ジョン・レノンはスチュワートと名乗る若い男性から郵便で10個の質問を受け取った。 ジョンはこの質問に回答を寄せ、スチュワートに送り返した。 この質問の中には、いわゆる「連想する言葉を書いてください」というQ&Aも含まれていた。 そこには人…

ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞を(文学界への理解を示しつつも)冷静に援護したい

「厳しい批評家たちがボブ・ディランのノーベル賞受賞を批判」(New York Post) ボブ・ディランが2016年のノーベル文学賞を受賞したことで、文学界から一部批判が出ていると報道されている。 自然科学分野の功績に比べると、文学での功績というのは主観的な…

ローリング・ストーンズ『Blue and Lonesome』 プロデューサーが語る「壁にぶち当たった」制作経緯

ザ・ローリング・ストーンズが12月2日にリリースするニューアルバム『Blue and Lonesome』は、ミック・ジャガーとキース・リチャーズの“グリマー・ツイン”とドン・ウォズの共同プロデュースで制作された。 収録曲のすべてがカバー曲で占められるのは、1964年…

エリック・クラプトン 2017年5月に英ロイヤル・アルバート・ホールで3公演決定

エリック・クラプトンは来年2017年5月22、24、25日の3日間、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで公演を行う。 今年4月の日本武道館公演以来1年1ヶ月ぶりのライヴとなる。 legendary guitarist Eric Clapton returns to the Hall for 3 shows, 22 – 25…

ジミー・ペイジが語る「BBC時代」のレッド・ツェッペリン

レッド・ツェッペリンの8枚のオリジナル・アルバムおよび『Coda』のリマスター&リイシューに続いて、再びファンを喜ばせてくれる決定盤の登場となったのが『The Complete BBC Sessions』である。 今回のリリースには1997年11月にリリースされたものに9トラ…