エリック・クラプトンのギター② ギブソンES-335
エリック・クラプトンがこのギターを購入したのは、まだヤードバーズに在籍していた1964年であったが、実際にメインのギターとして弾き始めたのは1968年ごろだといわれている。
すでにクリームのギタリストとして世界的な成功を収めていた。
ギターケースに大きく「CREAM」と書かれているため、通称「クリーム・ギター」とも呼ばれる。
このギターのネック・ヘッドの裏側には、ジョージ・ハリスンからもらった”ハレ・クリシュナ”の切手が貼られているようだ。
クリーム時代を代表するギターとして知られるが、その後のブラインド・フェイスやソロ時代も弾き続け、2004年にオークションで売却。
その時の落札額は75万ドル、ギブソン社製品の最高額を記録した。
1964年から2004年まで、40年間にわたってクラプトンの音楽を支え続けてきた重要なギターなのである。