ポール・マッカートニー  “I’m going back to Japan next year”

 

ポール・マッカートニー:僕はウィルスにやられてから一週間に14ポンドも痩せてしまった」と題されたインタビュー記事が、2014年12月4日のイギリスの新聞「Daily Mirror」のウェブサイトに掲載された。


 

ポールはここで、延期された2014年5月の日本公演についても述べている。

以下、その全文の和訳。

 

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ポール・マッカートニーは、原因不明のウィルスのために日本で緊急入院したのち、たった1週間で1ストーン(14ポンド、6.35キロ)も体重が減ったという。 

 

5月に起きたこの事件について初めて語ったポール。

「胃の病気だったんだ。吐いてしまうし、一週間何も食べられなかった。減量の方法のひとつだね」

「おすすめはできないよ。ほとんど1ストーンくらい体重が減ったんだから。」

 

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サー・ポール(72)は回復するまで彼を看護してくれた東京の医師たちを褒めている。

「彼らは僕をほんとによく面倒見てくれた。そのころにはもう薬を飲んでいたから心配なかったんだ。とても気分が良かったよ」

 

このウィルスのせいで、ポールは一連のアジア公演を中止しなければいけなかった。

ポールは「命には別状はないと思っていた」と言いつつ、「何が原因であれ、すぐ寝込んでしまって「6週間の休養が必要だ」って言われてしまうくらいひどかった」と認めている。

「友達はみんな「君は働くのが大好きだから嫌だったろう」って言うんだよ」

「でも6週間休んで、今まで以上に健康になって戻って来たんだ」

 

ポールはツアーを再開するためにアジアに戻ることを誓って「来年日本に戻るつもりだよ」と言っている。

 

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ポールは月曜日にリリースされた新曲「Hope For The Future」のプロモーションのために、自分自身のホログラムの前でこのインタビューに答えている。

このホログラムのためにロサンゼルスで全身のスキャンを撮影したが、この作業は「別に怖くはなかった」といっている。

 

またポールは、「Do They Know It’s Christmas?」をレコーディングするための「バンド・エイド30」への参加について、ボブ・ゲルドフから依頼されていないことを明かした。ポールは1984年のオリジナル・レコーディングには参加しているのである。

「僕はブラジルにいたから連絡をくれなかったんだよ」とジョーク交じりに語っている。

「ボブ、どういうつもりだい?僕はオリジナルに入っていたんだよ」

「新しいバージョンも悪くない。エボラ熱の犠牲者たちのために多くの資金が集められれば素晴らしいじゃないか。それが一番大事なことなんだ」

 

ポールの新曲は大ヒットしたビデオ・ゲーム「Destiny」のために書かれたが、U2のようにiTunesでアルバムを無料ダウンロード提供するようなことは決してやらないと言っている。

「僕はそういうことはやらないと思うよ。僕のアルバムを削除してもらいたくない。そうなったら、ちょっと本末転倒じゃないか?」

「ああいう自信たっぷりなやり方がイケているかどうか僕にはわからない」

「会議でそういう話が出て、「よし、ビヨンセみたいに一丁やってみよう」ということになる。でも一時間後には、やっぱりダメだよ、って思うんだ」