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【訃報】 ジャック・ブルース死去

クリーム

ジャック・ブルースが2014年10月25日に死去した。71歳だった。

同日に英BBCのウェブサイトに載った記事を以下にまとめた。

 

あらためて彼の業績を振り返るとともに、ここに哀悼の意をささげ、ご冥福をお祈りする。

 

出典:BBC News - Cream bassist Jack Bruce dies, aged 71

 

【クリームのベーシスト ジャック・ブルース死去 71歳】

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1960年代のバンド、クリームのベーシストであったジャック・ブルースが71歳で死去した。彼の広報担当が明らかにした。

 

伝説のスーパーグループ、クリームは現在ではロックの歴史で最も重要なバンドのひとつと認められている。バンドにはエリック・クラプトンジンジャー・ベーカーがいた。

 

2年余りの間に3,500万枚のアルバムを売上げ、『クリームの素晴らしき世界』では史上初のプラチナ・アルバムの認定を受けた。

 

ブルースは「I Feel Free」「Sunshine Of Your Love」などクリームの多くの楽曲を書き、自身で歌っている

 

1943年、(英国スコットランドの)グラスゴー近郊にあるビショップブリッグズで生まれた。両親はカナダやアメリカのあちらこちらを移動したため、ジャック少年は最終的に14の学校に通うこととなった。

 

ベラヒューストン・アカデミーとスコットランド王立音楽院で教育を受けた。王立音楽院ではチェロと作曲を学ぶために奨学金も受けている。

 

16歳で王立音楽院を飛び出し、スコットランドも離れた。結局ロンドンへとたどり着き、そこでアレクシス・コーナーの「ブルース・インコーポレイテッド」に加わった。このバンドでは後にザ・ローリング・ストーンズに加入するチャーリー・ワッツがドラムを叩いていた。

 

1960年代前半、彼はジョン・メイオールの「ブルース・ブレイカーズ」やマンフレッド・マンなど数々のバンドで演奏した。その後、クラプトンとベイカーと合流しクリームを結成する。

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クリームは1968年11月、人気絶頂の中で解散した。ブルースは自分の理想から余りにも遠くにいるように感じていたという。

 

それ以降ブルースはクリームほどの商業的成功には恵まれなかった。しかし「最高のベース・プレイヤーのひとり」というその名声を、その後数十年にわたり音楽業界で獲得して行った。

 

2005年5月、クリームは再結成し、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで数回にわたりコンサートを行った。

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ブルースの死去は彼の公式ウェブサイトで発表された。

 

広報担当のクレア・シンガーズは「彼は本日、家族に看取られながらサフォークの自宅で息を引き取りました。」と述べた。

 

またブルースの家族は「愛すべきジャックの死去を発表することは、私たちジャックの家族にとって大きな悲しみであります。彼は夫であり、父親であり、孫にとってのおじいさんであり、そしてあらゆることについて伝説の存在でした。」

 

「彼のいない音楽の世界は寂しいものとなるでしょう。しかしジャックは彼の音楽の中に、そして私たちの心の中に生き続けるでしょう」とコメントした。