やはり多すぎる・・・ 2016年に亡くなった音楽人たちへ哀悼の意をささげる
2016年。
まだ始まって数か月しかたっていない時点で、「呪われた年だ」などといった人がいた。
ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンがなくなった1970年にたとえる人まで現れた。
この年末に振り返ってみて、残念ながら、決して大げさな表現だったとは言えないようである。
ここでいう「多い」というのは、ほかの年の平均に比べて今年は亡くなった音楽人が〇〇人増えた、などという数の問題ではない。
世界中の人が感じた「喪失感」が今年はとりわけ大きかった、と言い換えれば、おそらく多くの方が同意してくれるだろうと思う。
ふだんはこのブログでは取り上げない人も多く含まれているが、あらためて振り返り、音楽ファンの一人として哀悼の意を表したい。
1月4日 ロバート・スティッグウッド(81歳、クリーム、ビージーズのマネージャー)
1月10日 デヴィッド・ボウイ(69歳)
1月18日 グレン・フライ(67歳、イーグルスのギタリスト、ヴォーカリスト)
1月28日 ポール・カンター(74歳、ジェファーソン・エアプレイン/スターシップのギタリスト)
2月4日 モーリス・ホワイト(74歳、アース・ウィンド・アンド・ファイアー)
3月8日 ジョージ・マーティン(90歳、主にビートルズで知られるレコードプロデューサー)
3月11日 キース・エマーソン(71歳、エマーソン・レイク・アンド・パーマーのキーボーディスト)
4月6日 マール・ハガード(79歳)
4月21日 プリンス(57歳)
6月28日 スコッティ・ムーア(84歳、主にエルヴィス・プレスリーで知られるギタリスト)
10月18日 フィル・チェス(95歳、「チェス・レコード」の共同設立者)
11月7日 レナード・コーエン(82歳)
11月13日 レオン・ラッセル(74歳)
12月7日 グレッグ・レイク(69歳、エマーソン・レイク・アンド・パーマーのベーシスト)
12月24日 リック・パーフィット(68歳、ステータス・クォーのヴォーカリスト、ギタリスト)
12月25日 ジョージ・マイケル(53歳)
素晴らしい音楽をありがとうございました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。