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ジョン・レノンが1976年に書き残したQ&Aの回答がいかにもジョンらしい ポールは「並外れた存在」

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1976年、ジョン・レノンはスチュワートと名乗る若い男性から郵便で10個の質問を受け取った。

 

ジョンはこの質問に回答を寄せ、スチュワートに送り返した。

 

この質問の中には、いわゆる「連想する言葉を書いてください」というQ&Aも含まれていた。

 

そこには人の名前、場所など12の言葉が記載されており、それぞれについてジョンが連想することを1語で書き記す内容になっている。

 

それぞれ日本語訳をつけてみたが、ジョン・レノン独特の皮肉のこもった言葉遣いが日本語では上手く表されていない可能性がある。

 

出来れば英語でも読み、ジョンの飾ることのない率直な気持ちや、チクリと刺すようなシニカルな言い方も感じ取ってもらえればと思う。

 

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9. Today, how do you associate to the following, described in one word?
(今のあなたは以下のものをどう表現しますか?1語でお答えください。)

 

ニューヨーク: great(すばらしい)

エルヴィス: fat(デブ)

リンゴ:friend(友だち)

ヨーコ:love(愛)

ハワード・コゼル:ham(大根役者)※1

ジョー:lost(評価されていない、もしくは「血迷っている」という意味か?)

海賊盤:good(悪くない)

エルトン:nice(いい感じ)

ポール:extraordinary(並外れた存在)

ボウイ:thin(やせている)

M.B.E:shit(クソ)※2

ジョン:great(偉大)

 

※1「ハワード・コゼル」はアメリカのスポーツ・ジャーナリスト。1976年のこのQ&Aであえて取り上げられている理由は不明だが、1980年12月8日に全米メディアで最初にレノン殺害事件の速報を流したのは、その時アメフトの中継をしていたこのハワード・コゼルであった。

※2 大英帝国勲章(Member of British Empire)。1965年にビートルズで授与されたが、ジョンは1969年に返還している。

 

また他には以下のようなQ&Aもあるという。

 

Q. The most important thing in life…
(人生で最も大事なことは?)

A. Health for me and family(自分と家族の健康)

 

Q. Advice for today’s teenagers…
(今のティーンエージャーたちにアドバイスを。)

A. Grow up!(大人になれ!)

 

Q. On what kind of album he’s working on now…
(どんな種類のアルバムを製作中ですか?)

A. Until it’s been on tape I never know what it will be.
(テープに録音されるまでどんなものになるかなんて分からない)

 

Q. On writing an autobiography…
(自伝を書くことについて?)

A. I have been writing, but not an autobiography. I’ve noticed that people tend to DIE after writing their life story.
(今まで書くことは続けてきたが、それは自伝ではない。自分の人生について書いた人は、書き終わると死んじゃう傾向があるからね)

 

そしてこのQ&Aの最後に、「Hi Stuart.」と書かれたペン書きのイラストをサインつきで描き残していた。

 

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なおこのQ&Aの原本はオークション会社「Bonhams」が取り上げ、すでに14,100ドルで競り落とされている。 

Bonhams : A 6pp John Lennon hand-written interview

 

   

 

twentytwowords.com