ロニー・ウッドによるボブ・ディランの肖像画 イギリスのギャラリーで公開
ロニー・ウッドが画家としても一流の腕を持っていることは良く知られている。
このたび彼の描いたボブ・ディランの肖像画が、イギリスのボーンマスにあるギャラリーで公開されている。
このディラン像は、今後随時発表される一連の肖像画連作「レジェンド・シリーズ」の第一作である。
ロニーは少年時代から画を描き続けてきた。
しかも単なるお絵かきではなく、レンブラントやマチス、ゴッホ、ピカソなどを模写していたという本格派であった。
ロニーは語る。
画を描くことに集中していると、胸の中からスピリチュアルなものが出てくる感じなんだ。
楽器を弾くのと同じだよ。とてもリラックスできる。
誰でもクリエイティヴな素質は持っているんだと思う。これを表現する手段はたくさんある。
ロニーの描く題材は、ストーンズのメンバーに始まり、今までいっしょに演奏したミュージシャンたち、さらには自分が尊敬する人たちまで多岐に渡る。
このギャラリーのマネージャー、アリー・タンズウェルは「このディラン像はロック界の一人物からもう一人への美的献上物です。この画のあらゆる側面からその芸術性がにじみ出ています」と語る。
わずか150部のみが用意され、すべてにロニー自身がサインをすることになっており、高い需要が見込まれている。
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