【追悼】 ボビー・キーズ 英紙ガーディアンが選ぶ5大パフォーマンス
ボビー・キーズ。享年70歳。
“It doesn’t matter how many times I’ve played Brown Sugar, I never get tired of playing it.”
「Brown Sugar」を何回演奏したかなんてどうだっていい。
飽きたことは今まで一度もないんだ。
イギリスの新聞「The Guardian」はこのたび、ボビー・キーズの5大パフォーマンスをまとめている。
ディオン・アンド・ザ・ベルモンツ 「The Wanderer」
ディオン・アンド・ザ・ベルモンツはアメリカのヴォーカル・グループ。
1950年代後半に活躍した。
1960年に解散。
1960年代と70年代に一時的な再結成をしているが、それ以降このグループの活動はない。
ジョー・コッカー 「The Letter」
このパフォーマンスでボビーは、自分がファンキーなブルースのセンスに長けた演奏ができるサックス・プレイヤーであることを証明した。
このようなスタイルは、当時の人気ミュージシャンたちの間で引っ張りだこだった。
The Letter (Live At The Fillmore East/1970)
ザ・ローリング・ストーンズ 「Brown Sugar」
説明不要。
ザ・ローリング・ストーンズ 「Can’t You Hear Me Knocking」
『Sticky Fingers』からもう一曲。
2分に及ぶ演奏からミック・テイラーのギターソロへつながる部分は、ボビーの名演奏のひとつ。
ジョン・レノン 「Whatever Gets You Through The Night」
ジョン・レノンの曲で生前唯一全米No.1に輝いた曲。
Whatever Gets You Thru The Night (2010 - Remaster)
ボビーはまたジョージ・ハリスンの『All Things Must Pass』にも参加している。
All Things Must Pass (Remastered) [+digital booklet]
私は世界で最も寛大な友達をなくした。
悲しみの気持ちは表しようがない。
でもボビーは、元気を出せと私に言うだろう。
彼を知るすべての人たち、そして彼の音楽に哀悼の意をささげる。