ポール・マッカートニーのルーツを探る ― バディ・ホリーの「ペギー・スー」
ポール・マッカートニーが音楽を始めたころ、エルヴィス・プレスリーらと並んで彼に影響を与えたミュージシャンはバディ・ホリーであった。
バディ・ホリーの曲の版権は、現在ポールが所有していることはよく知られている。
ポール・マッカートニーの音楽をより深く楽しむために、今日はこの曲を聞き比べてみたい。
<「ペギー・スー」についてのデータ>
原題:Peggy Sue
作詞/作曲:バディ・ホリー、ジェリー・アリスン、ノーマン・ペティ
プロデュース:ノーマン・ペティ
録音:1957年
リリース:1957年(シングル)
収録アルバム:『バディ・ホリー』(1958年リリース)
ポールはカバー・バージョンなどは正式にはリリースしていないが、いわゆる「Backyard Tapes」などと呼ばれているビデオで、この曲をアコースティック・ギターで歌っているのを見ることができる。
(2007年にリリースされた3枚組みDVD『McCartney Years』でも見ることができる。)