ローリング・ストーンズの公演 2014年後半へ延期
(英BBC 2014年3月21日)
ザ・ローリング・ストーンズのオーストラリアとニュージーランドでの公演は、ミック・ジャガーの恋人ローレン・スコットの死去によりキャンセルされたが、今年の後半に再度スケジュールが組まれることとなった。
ツアー運営会社によると、10~11月に決定できるよう「最善の努力をしている」。
チケット購入者で延期された日程が合わない場合には、全額返金に応じるとしている。
ミック・ジャガーはスコットの葬儀に先立ち米国に渡ったとみられている。
ローレン・スコットの死はニューヨーク市により、首つり自殺と断定された。
3月17日(月)、彼女のアパートを訪れたアシスタントが発見した。
この知らせを受け、ミックは「私の恋人であり最高の友人である彼女が、このような悲劇的な形で死を選択しなければいけなかったことをどうしても理解できない」とコメントを発表した。
ストーンズは19日(水)にツアーを中止。同時にファンからの理解と支援に感謝の意を表明した。
「残りの14 ON FIREツアーを延期しなければいけないのは大変残念だ」と語っている。
ほかのバンドメンバーも、ミックとともに米国に向かったとみられているが、ドラマーのチャーリー・ワッツは、ストーンズのツアーでサックスを担当しているティム・リースとともに、オーストラリアのパースにある「エリントン・ジャズ・クラブ」で急きょライブを行った。