ポール・マッカートニー ジャパン・ツアーで42億円の収入


(Music Times 2014年1月1日)

ポール・マッカートニービルボードの「2013年 Hot Tours List」でトップとなったが、このうちの多くは日本での6日間のコンサートによるものであることが分かった。

 

ビルボードによると、ニュー・アルバム「NEW」のプロモーションもかねていた2013年のツアーは合計1億580万ドル(約111億円)の収入となった。そのうち4,060万ドル(約42億6千万円)はジャパン・ツアーからの収入であった。

 

ポールにとっては11年ぶりとなるジャパン・ツアーで、日本のファンたちは最高に楽しんだようである。大阪・京セラドームでの2日間は両日とも5万枚のチケットがソールドアウトとなり、一回のコンサートあたり1,160万ドル(約12億1,800万円)であった。

 

東京では3回のコンサートで合計147,000枚のチケットがソールドアウト。合計2,340万ドル(約27億5,700万円)の収入を記録した。

 

また、大阪と東京の間に福岡・ヤフオクドームでも1回コンサートを行っており、660万ドル(約6億9,300万円)の収入となっている。

 

なお、ツアー単位ではボン・ジョヴィが2013年でもっとも稼いでいる(2億5百万ドル、約215億2,500万円)が、彼らは2013年中にコンサートを100回以上行っており、ポールのジャパン・ツアーであれば30回のコンサートで同額を売り上げることになる。