リンゴ・スター 1966年に行われたインタビュー「僕たちは決まりきったスタイルのようなものは持っていない」

// 以下は1966年に行われたリンゴ・スターのインタビューである。 活字となりファンクラブ会報に掲載されたのは1966年12月号であるため、おそらくその年の秋ごろに行われたインタビューであろうか。 当時のビートルズは: 8月5日に『Revolver』リリース。 8…

エドワード・ヴァン・ヘイレン 6本のメインギターと2台のアンプについて語った貴重なインタビュー(2/2)

// (「エドワード・ヴァン・ヘイレン 6本のメインギターと2台のアンプについて語った貴重なインタビュー(1/2)」から続く。) Kramerカスタムダブルネック 『Diver Down』の「Secrets」をライヴで演奏するときにこのギターを使った。 アルバムのレコーディ…

エドワード・ヴァン・ヘイレン 6本のメインギターと2台のアンプについて語った貴重なインタビュー(1/2)

// エドワード・ヴァン・ヘイレンのギターテクニックが多くのファンをひきつけ、今でも伝説のギタリストとして大きな尊敬を集めているのと同様に、彼の弾いてきた数々のギターもまた多くのファンの注目の的となってきた。 「Eddie Van Halen Shares the Guit…

ジミ・ヘンドリックスをスカウトした男 チャス・チャンドラーが語る伝説のギタリスト その2

(「ジミ・ヘンドリックスをスカウトした男 チャス・チャンドラーが語る伝説のギタリスト その1」から続く) ジミはアメリカとは異なるロンドンのライフスタイルに大きく影響を受けていたと思いますか? そうだと思うよ。 彼がそれまで慣れ親しんでいたライ…

ジミ・ヘンドリックスをスカウトした男 チャス・チャンドラーが語る伝説のギタリスト その1

ジ・アニマルズは1966年夏に解散し、オリジナルメンバーたちはバラバラになった。 バンドのビジネスが行き詰まったことが原因といわれており、元メンバーたちはバンドのマネージャーだったマイケル・ジェフリーを非難していた。 ベーシストであったチャス・…

レッド・ツェッペリン「天国への階段」の“盗作”訴訟はまだ続く・・・ とりあえず今までの経緯を追いかける

2016年前半で最も大きなレッド・ツェッペリン関連ニュースは、この「Stairway to Heaven」盗作疑惑をめぐる裁判であった。 「Stairway」の冒頭に流れるアルペジオの部分について、アメリカのバンド「スピリット」の曲「Taurus」を無断で借用しているのではな…

【ある意味朗報】 釣り人となったエリック・クラプトン この夏最大のサケをアイスランドで捕獲

4月の武道館公演、5月のニューアルバムリリースのあと、末端神経障害に悩んでいることを告白し音楽ファンに衝撃を与えたエリック・クラプトン。 ギターが弾きづらいという主旨のコメントがあったため、その症状が比較的重いのではないかと心配する声もファン…

ビートルズ『リボルバー』50周年 ジャケットを描いたクラウス・フォアマンが当時の思い出を語る

// ザ・ビートルズは1966年8月5日、7枚目のアルバム『Revolver』をリリースした。 ビートルズ最高傑作のひとつとして数えられるこのアルバムは、収録曲だけではなく、独特な雰囲気をかもし出すそのアルバム・ジャケットも歴史的な存在感を持っている。 この…

ジェフ・ベック 『Loud Hailer』をめぐる近況を語る

ジェフ・ベックは7月15日、6年ぶりのスタジオ・アルバム『Loud Hailer』をリリースした。 最新インタビューRockceller Magazine「Jeff Beck: The Interview」では、このニューアルバムについて熱く語る様子が伺える。 この記事は72歳にして歩みを止めないジ…

英国オフィシャル・チャーツ・カンパニー「イギリス国内で最も売れたアルバムトップ60」の意外なランキング

イギリス国内のレコード業界で運営されている「Official Charts Company」は今年で開始60周年を迎える。 文字通りイギリス国内の「公式」チャートを半世紀以上にわたって積み上げてきた。 このたびこの団体が発表した「今までイギリス国内で最も売れたアルバ…

エリック・クラプトンを悩ます「末梢神経障害」とミュージシャンたち

// ニューアルバム『I Still Do』をリリースしたエリック・クラプトンがインタビューで、神経を患っているためにギターを弾くことが困難な状態になったと語ったことは、世界中のファンに衝撃を与えた。 ほぼ2年ごとにクラプトンを迎え、そのライヴを楽しむこ…

ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、ポール・マッカートニーが登場するフェスが実現へ

2016年4月は、ボブ・ディラン、ブライアン・ウィルソン、エリック・クラプトンが同じタイミングで来日公演を行い、私たち日本のロックファンにとってまさに夢のような時間であった。 しかし半年後の10月には、カリフォルニアでさらに夢のような週末が実現す…

エリック・クラプトン 2016年4月19日@日本武道館 賛否両論のセットリストについて追いかける

// 4月13日から日本武道館でライヴを行ってきたエリック・クラプトンの日本公演は、4月19日その最終公演が行われ幕を閉じた。 最終公演では、クラプトンは終始上機嫌に見えた。 歌唱力は全く衰えを見せず、むしろ2014年の来日公演の時より声がよく出ていたよ…

ブライアン・ウィルソンが離日に際して残した被災者へのお見舞いの言葉

すでにネットでシェアされているようなのでご覧になった方も多いと思うが、ブライアン・ウィルソンが来日公演を終え日本を発つにあたって、自身のツイッターに以下の投稿をしている。 As I leave Japan, it's with a heavy heart. I'm sending prayers and l…

ブライアン・ウィルソン 2016年4月12日@東京国際フォーラム

ブライアン・ウィルソン「『ペット・サウンズ』50周年アニバーサリー・ジャパン・ツアー」がスタートした。 初日の東京公演は東京国際フォーラム・ホールAで行われた。 【アル・ジャーディン親子の活躍】 今回の来日公演では、アル・ジャーディンの参加が目…

ボブ・ディランがライヴでカヴァーするシナトラ・ナンバー そのオリジナル・ヴァージョンを追いかける

(1995年、フランク・シナトラ80歳のバースデーにて) フランク・シナトラは1991年3月に来日し、横浜アリーナでコンサートを行っている。その時シナトラは75歳であった。 それからちょうど四半世紀を経た今、まもなく75歳になるボブ・ディランが日本でシナト…

ボブ・ディラン 2016年4月4日@Bunkamura オーチャード・ホール キャリアを振り返らない「本物の現役」

ボブ・ディランの2016年日本公演がスタートした。 初日の東京公演はBunkamura オーチャード・ホールで行われた。 前回2014年の来日公演同様、二部構成で間に20分の休憩をはさむ。 セットリストは以下の通り。 <第一部> 1. Things Have Changed 2. She Belo…

『ペット・サウンズ』の作詞家トニー・アッシャーが語るブライアン・ウィルソン

トニー・アッシャーはロックファンの間では『ペット・サウンズ』の作詞家として知られているが、必ずしも収録曲すべてにかかわっているわけではなく、クレジットされているのは(インストルメンタル曲を含む)全収録曲13曲のうちの8曲である。 しかし「God O…

ボブ・ディラン with トム・ペティ&ザ・ハートブレーカーズ 来日公演から30年 「キャリアのどん底にいた」

ボブ・ディランは2016年4月、丸々一か月日本に滞在し、全16公演を行う。 そのディランは、今からちょうど30年前の1986年3月にも日本にいた。 トム・ペティ&ザ・ハートブレーカーズとともに「True Confessions Tour」を行っている最中で、日本にも立ち寄り4…

【追悼】ジョージ・マーティン ジェフ・ベックを語る

レコーディング・アーティストとしてのビートルズを育てあげたその功績により、ジョージ・マーティンについては生前から多くが語られ、高く評価されてきた。 一方、この「第5のビートルズ」としての歴史があまりにも大き過ぎるために見過ごされがちなのが、…

エリック・クラプトン「私が学んできたこと」(2007年のインタビュー)

雑誌「エスクワイア」誌に掲載されたこのインタビューは、クラプトンの独白の形で掲載されているが、ところどころに格言のような言葉が発見できて興味深い。 「Tears in Heaven」はもう歌うことはできない、と語っているなど、彼の当時の本音もうかがえる。 …

ブライアン・ウィルソン「私を育てた名曲たち」

ザ・ビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』50周年記念ライヴのために久々の来日が決定しているブライアン・ウィルソン。 彼が『No Pier Pressure』をリリースした翌月の2015年5月、雑誌「Rolling Stone」に「The Music That Made Me」(私を作った音楽)として以…

ボブ・ディラン60年代最後のツアー ファッションや楽器にもあらわれたその「変貌」

1966年2月4日、ボブ・ディランはアメリカのケンタッキー州からライヴツアーを開始した。 北米、ハワイ、オーストラリア、ヨーロッパと5月末まで続くワールドツアーの始まりである。 このツアーがディランにとって、アコースティックとエレキの両セットを聴か…

ポール・マッカートニーがスティーヴィー・ワンダーと出会ったクラブ「スコッチ・オブ・セントジェームズ」

今から50年前の1966年2月3日、ポール・マッカートニーはロンドンのウェストミンスターにある「スコッチ・オブ・セントジェームズ」というクラブにいた。 そこではアメリカから来たモータウンの歌手が出演しており、彼の年齢はわずか15歳であった。 この写真…

ボブ・ディラン『Desire』40周年 ヴァイオリニスト スカーレット・リヴェラが語るレコーディングの様子

1976年1月、ボブ・ディランは『Desire』をリリースした。 冒頭の「Hurricane」を始め、このアルバムの収録曲には美しいヴァイオリンがフィーチャーされており、全体に独自の印象を与える大きな役割を果たしている。 このヴァイオリンを担当したのはスカーレ…

追悼 グレン・フライ 「すべてを計画的に実行してきた」

ボブ・ディラン、ブライアン・ウィルソン、エリック・クラプトンなど、2016年もまた多くのベテランアーティストたちが来日を予定している。 そんな70歳代のアーティストが現役で活躍している今、グレン・フライの67歳での死去は早すぎるといわざるを得ない。…

シカゴ 2016年1月15日@パシフィコ横浜 セットリスト

現在シカゴの4年ぶりの来日公演が行われている。 東京公演は1月15日(金)パシフィコ横浜で行われた。 二部構成で、その間に15分の休憩がはさまれた。 第一部では、「(I've Been) Searchin' So Long」から「Mongonucleosis」へシームレスに移り、ベテランバ…

デヴィッド・ボウイを再認識するエピソード

世界中のファンは彼の69歳の誕生日当日、待ちに待ったニューアルバムを手に入れることができた。 しかしその2日後、最も望んでいなかったニュースを聞くことになったのである。 メディアでも2001年のジョージ・ハリスン、2009年のマイケル・ジャクソン以来の…

ジェフ・ベック 2010年のインタビュー 「ライヴ演奏こそ音楽の王様」

(http://www.rollingstone.com/music/pictures/crossroads-2010-20100628/jeff-beck-24497084) 2010年3月、ジェフ・ベックがイギリスの新聞「The Daily Telegraph」のインタビューに答えたものを紹介する。 冒頭、インタビュー中のジェフ・ベックの様子が…

レッド・ツェッペリン 解散発表から35年

1980年12月4日、レッド・ツェッペリンはバンドとしての活動を止めることを正式に発表した。 ジョン・ボーナムの死は、この発表の約2ヵ月前、9月25日のことであった。 レッド・ツェッペリンは1980年の秋からツアーを始める計画があり、その準備が着々と進めら…