エリック・クラプトン

ブラインド・フェイス50周年 なぜクラプトンはこのスーパーグループを脱退したのか?

1969年7月7日、ロンドンのハイド・パークに10万を超える数の人が集まった。 新しいスーパーグループの誕生をその目で確かめるためだった。 新バンド「ブラインド・フェイス」のラインナップは驚くべきものだった。 クリームから二人(エリック・クラプトンと…

エリック・クラプトンの "クリーム・ギター" 「ギブソン ES-335」の歴史を追いかける

5年前にもこのブログで「ES-335」についてふれたことがあった(「エリック・クラプトンのギター② ギブソンES-335」)が、もっと詳しいことが分かったので、あらためてこのギターの歴史を追いかけたい。 "クリーム・ギター" の誕生 エリック・クラプトンがこ…

クリームのラストアルバム『Goodbye』を酷評した当時の雑誌「価値のあるアルバムではない」

「ローリングストーン誌が発売当初に酷評した名アルバム10選」というこの記事には、以下の10タイトルが含まれている。 ジミ・ヘンドリックス 『Are You Experienced』(1967年) レッド・ツェッペリン 『Led Zeppelin』(1969年) ブラック・サバス 『Black …

エリック・クラプトン 2019年4月15日@日本武道館セットリスト まだまだ現役バリバリの名演奏を堪能

エリック・クラプトンの3年ぶりの武道館公演が行われている。今回は2日目に行ってきた。 ちょうど3年前の2016年4月に行われた前回の武道館公演では、まだリリースされていないアルバムの収録曲を歌ったり、クラプトン以外のミュージシャンが歌う曲が複数含ま…

エリック・クラプトンの "ザ・フール・ギター" の歴史を追いかける

エリック・クラプトンはこの通称「ザ・フール・ギター」を “サイケデリック・ファンタジー” と呼んでいた。 ザ・フール・ギターという名前が、このギターのデザインを担当した芸術家グループ「ザ・フール」にちなんでいるというのは有名な話である。 1967年…

エリック・クラプトンのギター⑧ マーティン・アコースティック 1939年製 000-42

// エリック・クラプトンは1992年1月に出演した「MTV Unplugged」で、おもにこの1939年製 「Martin 000-42」を演奏している。 ボディはブラジリアン・ローズウッド。 サウンドホールのまわりには引っかき傷が残っており、クラプトンが頻繁にこのギターを演奏…

エリック・クラプトン 3月25、26日のロサンゼルス公演を延期 気管支炎でドクターストップ

エリック・クラプトンは2017年3月25日、26日に開催が予定されていた米ロサンゼルスでのコンサートを急きょ9月に延期した。 気管支炎を発症し、ドクターストップがかかったのが原因。 昨年4月に5日間行われた日本武道館公演のあと、クラプトンは2016年はライ…

クリーム レコード・デビュー50周年 初ライヴのリハーサルにはげむ三人を取材した半世紀前の記事を読む(+写真)

今から50年前の1966年12月9日、クリームは『Fresh Cream』をリリースし、レコード・デビューした。 一方、クリームというバンド自体はすでにその年の夏に結成され、活動を開始していた。 最初のライヴは1966年7月29日にマンチェスターにあるライヴハウス「Tw…

ローリング・ストーンズ『Blue and Lonesome』 プロデューサーが語る「壁にぶち当たった」制作経緯

ザ・ローリング・ストーンズが12月2日にリリースするニューアルバム『Blue and Lonesome』は、ミック・ジャガーとキース・リチャーズの“グリマー・ツイン”とドン・ウォズの共同プロデュースで制作された。 収録曲のすべてがカバー曲で占められるのは、1964年…

エリック・クラプトン 2017年5月に英ロイヤル・アルバート・ホールで3公演決定

エリック・クラプトンは来年2017年5月22、24、25日の3日間、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで公演を行う。 今年4月の日本武道館公演以来1年1ヶ月ぶりのライヴとなる。 legendary guitarist Eric Clapton returns to the Hall for 3 shows, 22 – 25…

【ある意味朗報】 釣り人となったエリック・クラプトン この夏最大のサケをアイスランドで捕獲

4月の武道館公演、5月のニューアルバムリリースのあと、末端神経障害に悩んでいることを告白し音楽ファンに衝撃を与えたエリック・クラプトン。 ギターが弾きづらいという主旨のコメントがあったため、その症状が比較的重いのではないかと心配する声もファン…

エリック・クラプトンを悩ます「末梢神経障害」とミュージシャンたち

// ニューアルバム『I Still Do』をリリースしたエリック・クラプトンがインタビューで、神経を患っているためにギターを弾くことが困難な状態になったと語ったことは、世界中のファンに衝撃を与えた。 ほぼ2年ごとにクラプトンを迎え、そのライヴを楽しむこ…

エリック・クラプトン 2016年4月19日@日本武道館 賛否両論のセットリストについて追いかける

// 4月13日から日本武道館でライヴを行ってきたエリック・クラプトンの日本公演は、4月19日その最終公演が行われ幕を閉じた。 最終公演では、クラプトンは終始上機嫌に見えた。 歌唱力は全く衰えを見せず、むしろ2014年の来日公演の時より声がよく出ていたよ…

エリック・クラプトン「私が学んできたこと」(2007年のインタビュー)

雑誌「エスクワイア」誌に掲載されたこのインタビューは、クラプトンの独白の形で掲載されているが、ところどころに格言のような言葉が発見できて興味深い。 「Tears in Heaven」はもう歌うことはできない、と語っているなど、彼の当時の本音もうかがえる。 …

エリック・クラプトン 2016年4月に来日 ツアーの引退は本当なのか?

エリック・クラプトンが2016年4月に来日公演を行うことが発表になった。 今回は日本武道館のみで5回の公演が予定されている。 【“最後の来日公演”は本当か?】 2年前の2014年2月に来日した際、これが最後の日本公演になるという噂が流れていた。 このとき、…

ジェフ・ベック 近年のレパートリー「Danny Boy」

ジェフ・ベックが1年半ぶりに来日する。 横浜でのフェスティヴァル参加に加え、東京と大阪のライヴハウスで比較的小規模なライヴをそれぞれ1回ずつ行う。 【民謡曲が起源の「Danny Boy」】 最近のライヴでは、「Hammerhead」や「Big Block」などのヘヴィーな…

エリック・クラプトンがすすめるB.B.キングのアルバム『Live at the Regal』とは?

2015年5月14日にB.B.キングが亡くなった際、数多くの著名なミュージシャンたちがこの偉人の死を悼んだ。 当然のことながらエリック・クラプトンも、自分の“師匠”に捧げるコメント動画を自身のフェイスブックに載せた。 悲痛な面持ちで語るクラプトンの様子は…

ポール・マッカートニーと「ライヴ・アット・ブドーカン」というイベントの歴史

View image | gettyimages.com 先日ポール・マッカートニーがビートルズ来日公演以来49年ぶりに日本武道館でライヴを行った。 これは日本のみならず、世界の音楽ファンの間でも特別な記念すべきイベントとして受け取られているようである。 多くのメディアで…

【エリック・クラプトン70歳】 2005年(60歳)のクラプトン

(http://www.whereseric.com/eric-clapton-news/303-cream-reunion-london-night-four) 【50代のエリック・クラプトン】 1995年から2004年の10年間でエリック・クラプトンは以下のアルバムをリリースしている(コンピレーション盤を除く)。 このうち、オ…

【エリック・クラプトン70歳】 1995年(50歳)のクラプトン

(https://leokulinskijr.wordpress.com/tag/eric-clapton/) エリック・クラプトンは50歳なった1995年の一年間を、ほとんどライヴ活動に費やしている。 これは前年にリリースされた『From the Cradle』を引っさげて行われたものであり、そのアルバムの内容…

【エリック・クラプトン70歳】 1985年(40歳)のクラプトン

(http://www.rankopedia.com/Best-Performance-at-Live-Aid-(JFK-Stadium)/Step1/23479/.htm) 【30代のエリック・クラプトン】 1975年から84年までの10年間で、エリック・クラプトンは以下のアルバムをリリースしている。 全体的な傾向として、ギターより…

【エリック・クラプトン70歳】 1975年(30歳)のクラプトン

1975年に30歳になるころには、エリック・クラプトンはすでに世界的名声を得て、トップギタリストかつシンガーソングライターとして一流アーティストの地位を確立していた。 (Eric Clapton - Wikipedia, the free encyclopedia) 【世界的名声を得た20代】 2…

【エリック・クラプトン70歳】 1965年(20歳)のクラプトン

エリック・クラプトンは1945年3月30日生まれ。2015年で70歳を迎える。 (http://www.examiner.com/review/new-eric-clapton-dvd-goes-backstage-behind-the-scenes-far-east) ヤードバーズに加入した1963年をクラプトンのデビューとするならば、そのキャリ…

ジェフ・ベック 70歳の誕生日に掲載された「ギター・ワールド」誌インタビュー(その3)

Q. 過去のインタビューで、あなたは自分の演奏スタイルはヴォーカリストたちにインスパイアされたものだと言っていました。 ほかの楽器、たとえばペダル・スティール・ギターなどにも影響を受けていますか?あなたがスライドを使ったり、ヴォリューム・コン…

ジェフ・ベック 70歳の誕生日に掲載された「ギター・ワールド」誌インタビュー(その2)

Q. 同じくイギリスのスーパーギタリスト、エリック・クラプトンとツアーをしたとき、あなたたち二人の間で対立や競争などはなかったのですか? エリックと一緒に演奏できるのは、とても幸せなイベントだった。 長い時間がたって、彼は私を気に入ってくれてい…

エリック・クラプトンのギター⑦ マーティン・アコースティック ECモデル

// エリック・クラプトンのトレードマーク的なギターといえば、エレキはブラッキーをはじめとするフェンダー・ストラトキャスターであるが、アコースティックではマーティンであろう。 マーティンによるクラプトンのシグナチャーモデル「ECモデル」000-28EC…

エリック・クラプトンが60年代にカバーした「Steppin' Out」という曲

「Steppin' Out」はアメリカのブルース・ミュージシャン、メンフィス・スリムが1959年に録音・リリースした曲である。 エリック・クラプトンはこの曲を1960年代に頻繁に取り上げ演奏した。 あまり知られていない事実だが、クラプトンは1966年、「ザ・パワー…

ジョン&ヨーコ 『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』の2枚目 “ライヴ・ジャム” について調べてみた

ジョン・レノンとオノ・ヨーコのペアで作られたアルバム『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』は、1972年6月にリリースされた。 2枚組みで、1枚目はスタジオ録音、2枚目はライヴ録音という構成になっている。 2枚目の通称「ライヴ・ジャム」は全6曲を…

ジョージ・ハリスン 日本公演最終日のインタビュー

ジョージ・ハリスンは1991年にエリック・クラプトンと来日し、12月1日の初日から17日の最終公演まで、全12回のコンサートを行った。 ライブの模様は翌92年に『ライブ・イン・ジャパン』としてリリースされた。 Live in Japan (Hybr) YouTubeにこの最終日の公…

エリック・クラプトンのギター⑥ ギブソン・レスポール(“ルーシー”)

このギターは、「While My Guitar Genty Weeps」のギターとして記憶されるべきものである。 クラプトンのギターサウンドのみを抽出したこの音源で、その演奏を確認することが出来る。 // もともとエリック・クラプトンがニューヨークで購入したギターであっ…